ラブビ〜〜〜ムッ!!
ある日の出来事だった。
それはクリフ作による怪しげなビーム光線により事は始まった。
「クリフ!例のモノはできたのか?」
グレイが小声でクリフに耳打ちする。
「とりあえずは、ね。でもまだ試していないんだ。」
そう言ってクリフは怪しげな銃を取り出した。
「それが『ラブビーム』だな!」
グレイに『ラブビーム』と呼ばれたその銃は、見たところ普通のビーム光線を発射する銃のようだが、その両端にはハートのスイッチとハートの割れたスイッチがついていた。しかも全体的にピンクでその怪しさには目を見張る代物だった。
「これで、ついに俺の野望が叶う訳だな。」
グレイはにやりと微笑んだ。
ここで、『ラブビーム』とは何なのかを説明しよう。
『ラブビーム』とは、このビームを撃った人と撃たれた人がラブラブになってしまうと言う恐ろしいビームのことだ!!!何と単純な仕組み。しかし、なぜそうなるのかはトップシークレットである。
わかったかね。諸君。
そしてこれは、グレイに脅されたクリフが、三日三晩寝ずに作った超大作である!!!
「よし、それじゃぁ早速試してみよう。」
そう言うとグレイは丁度近くを歩いていたフォルスにラブビームを渡した。
「な…何だコレ?」
その怪しげなビームに疑問を漏らすフォルスだが、とりあえず適当に撃ってみなとグレイに言われるままに、端についたハートのスイッチを押した。
するとピンク色のハートの形をしたビームが発射され、これまた丁度その場に通りかかったパイソンに命中した。
「な…何だコレは…え…フォルス?」
パイソンは突然頬を赤らめながらフォルスを見つめた。
「パイソン…狂おしいほど可愛いよ…」
フォルスは歯の浮くようなことを言いつつパイソンに駆け寄っていった。
二人はピンクのエロチックな光に包まれた。
「うおーーー!すげ〜〜〜!!!」
グレイはその一部始終を見ながら感嘆の声を上げた。
「ばっちりの出来映えだね!!」
クリフも満足そうに頷いた。
「コレならバッチリだぜ!待ってろよ〜ロビン!!」
ラブビームの出来映えにいたく感動したグレイは早速標的であるロビンを探しにその場を後にした。
嵐のように去っていくグレイを、クリフは呆然と見つめていた。
「ロビン、ごめんよ〜。」
クリフはぽつりと呟く。
「だって、作らないとさ、俺ボコボコだしさ〜。」
クリフはほろりと涙をぬぐった。
そんなクリフの後方では、フォルスとパイソンが怪しげな光の中で手と手を取り合っている。
「フォルス…」
「パイソン…」
既に二人の世界に入り込んでしまっていた。
「我ながら恐ろしいビームだなぁ…。」
クリフは他人事のように二人を見つめていた。
フォルスとパイソンは飽きもせずにお互いを見つめ合っていた…。
「あ〜〜〜。こう言う時に限って一体どこ言ったんだ〜?ロビンは?」
グレイはイライラしながらロビン探しに没頭していた。
いつもなら大抵一緒にいるのだが、なぜか今日はどこを探してもロビンはいない。
よからぬ予感でも感じたのだろうか?
「よ!グレイ。何してんだ?」
そこへ、アルムが声をかけてきた。
「あぁ〜?ロビン探してんだよ。あ、アルム。ロビン見なかったか?」
うざったそうに返事をしながらちゃっかりロビンの様子を聞くグレイ。
「あ〜。ロビンね〜。さっき見たよ。」
アルムは思い出したようにそう言った。
「どこにいた!?」
突然乗り気のグレイにアルムはにやっと笑い、グレイの手にあるラブビームを指さした。
「それ見せてくれたら教えてやるよ。」
アルムの目ざとい様子に、グレイはちっと舌打ちをした。
「仕方ない。少しだぞ!」
グレイはそう言うと渋々アルムにラブビームを渡した。
「すげ〜。何この怪しげなヤツ…。」
アルムは感慨深げにラブビームを見定めた。
「おい、早くロビンの居場所教えろよ!!!」
グレイはイライラしながらアルムをせかした。
「あ〜ロビンね。ほら。そこにいるじゃん。」
アルムはラブビームで木の陰を指した。
そこには星●馬を見守るがごとく、ロビンがそっと顔を出し様子を窺っていた。
「ロビン!!!」
グレイは満面の笑みを浮かべて叫んだ。
「…………!」
ロビンは見つかってしまった事に焦りを隠せずにいた。
「ところで、このスイッチ何?」
アルムはそう言いながら躊躇無くハートのスイッチを押した。
待ってましたとばかりにラブビームが発射される。
ラブビームは、木陰からそっと見守っていたロビンに見事命中した。
ピンクの光に包まれて、ロビンは突然燃え上がって来た熱いモノをハートに感じていた。
ロビンの目に映るアルムがとてもステキに見えてきた。
アルムのバックには数々の花が咲き乱れ、髪がさらさらと揺れる。目元は優しく微笑みをたたえ、口元がきらりと光り、その口からは甘い声が囁かれる…。
「え…アルム………。」
ロビンはもじもじと木陰に隠れた。
アルムの目にもロビンがとても可愛らしく映っていた。
木陰からそっとこちらを伺うロビンは、健気でそして儚かった。
頬はほんのりピンクに染まり、潤んだような瞳が輝く。その、小さな唇はまるでリンゴのように艶やかだった…。
「ロビン、恥ずかしがっていないで出ておいで。」
アルムが優しくロビンを呼ぶ。
「………。」
ロビンは何も言わずに首を横に振った。
しかしその頬は真っ赤に紅潮し、潤んだ瞳をアルムに向ける。
「可愛いヤツだな…。」
そう言うと、アルムはロビンの手をそっと取り、優しく腰に手を回した。
フォルスとパイソンの時と同様、二人はピンク色の怪しげな光の中でエロエロチックに見つめ合った。
「ぎゃぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!何やってんだよっ!!!」
グレイは怒りにわなわなと震えた。
「早く元に戻さないと!!!あ〜〜〜元に戻す方法クリフに聞くの忘れてた〜〜〜!!!」
グレイは慌ててクリフを探した。
「うぉぉぉ…クリフ〜〜〜どこに行ったんだ〜〜〜!!!」
こうしている間にもロビンをアルムに奪われてしまうかも知れない!!!
グレイは野生の感でクリフを探した。
その前方に、クリフがのほほんと茶をしばいている様子が見つかった。
グレイは牛の様に突進し、その胸ぐらにつかみかかった。
「クリフ〜〜〜!!!どうやって元に戻すんだ〜〜〜!!!」
「く………苦るしぃ〜〜〜。」
グレイに胸元を締め上げられてクリフはばたばたと足をばたつかせた。
慌ててグレイはその手を離すと、クリフはその場に倒れ込みぜいぜいと息を整える。
「早く教えろ〜〜〜!!」
しかし、そんなクリフに容赦なくグレイはぶんぶんと肩を揺すった。
「ひぇぇ〜〜〜。ハートの割れたスイッチを押してその光線を二人に当てれば元に戻るヨ〜。」
クリフは揺すられながらなよなよと答えた。
「そうか!!!」
そう言うとグレイは颯爽とその場を立ち去った。
支えを無くしたクリフはその場に倒れ込む。
「ひどいよ〜〜〜。」
そう言いながらクリフもなよなよと立ち上がり、グレイの後を追った。
「恥ずかしがらずに…ね。」
アルムは優しく微笑み、ロビンの顎に手をやり上を向かせる。
「………………。」
ロビンはおずおずと瞳を閉じた。
ゆっくりと二人の距離が近くなる……。
「うぉぉぉぉ!!!!!そこまでじゃ〜〜〜!!!」
グレイの必死の形相と共に、失恋ビームが二人を包み込んだ。
どんよりした暗い光に二人は包まれる。
「………………。」
焦点の合っていない瞳で、ロビンはぱちぱちと瞬きを繰り返した。
目の前のアルムにやっと事の自体が把握できたのか、慌ててアルムの顔を押し返した。
「……………うわぁぁぁ!!!ア…アルムっ!!!」
アルムはタコ口のままロビンに押し返され、むなしくその唇は空をきった。
「あれ?元に戻っちゃったのか〜。」
アルムの方はたいして驚きもせず、残念そうに唇をとがらせた。
「………恥ずかしぃ〜〜!!!!顔から火が出るよ〜〜〜!!!」
ロビンは真っ赤になった両頬を抑えたままぶんぶんと頭を振った。
「ま、そう言わずに…。」
事もあろうか、アルムは再びロビンを抱き寄せようとする。
「調子に乗るな〜〜〜!!!」
そこはすかさず、グレイはアルムに跳び蹴りをくらわした。
「あぁ…危なかった。良かった。何とか事なきを得た…。」
グレイはホッと胸をなで下ろし、安堵の息を吐いた。
「…………。」
そんなグレイの様子をロビンは呆然と見つめていた。
「グレイ……説明、してよね。」
いつになくロビンはむっとした様子でグレイに冷めた視線を向けた。
「いやぁ…ははは。ごめんな〜ロビン。」
「…………。」
「ちょっとした手違いで!いやぁ。困ったねぇ!!」
「ちゃんと!説明して!」
グレイは話を逸らせようとするが、結局上手く行かず、渋々ラブビームのことをロビンに説明した。
ロビンは口をとがらせたまま、グレイの話に聞き入っていた。
「まぁ…そう言う訳で。ごめん。」
顔の前で手を合わせるグレイに、ロビンははぁとため息を漏らす。
「そんなビームに頼んなくたって………。」
そう言ってロビンは口ごもる。
「………ロビン……。」
そんなロビンに、グレイは本当にごめん、と呟きながらそっと肩を抱き寄せた。
ロビンは抵抗せずに、俯いたままグレイの胸に頭を預けた。
「ロビン………。」
「………。」
グレイはロビンの顔をを上に向かせると、ゆっくりと顔を近づけた。
「ま………まってっ!!!」
しかし、グレイの唇は空を切り、アルム同様タコ口のままロビンに押し返された。
「な………なんだよ〜!!」
すっかりその気だったグレイは不満げにロビンを見つめる。
「だ………だって………。」
もじもじとロビンは俯いて端を指さした。
グレイがその指先をたどると、アルム、クリフを先頭に多数の野次馬が二人の様子をじっと見つめていた。
「俺はぜんぜん構わないぜ。」
そう言うと、グレイは再びロビンを抱き寄せた。
「そう言う問題じゃないってば!!!」
ロビンは嫌だ、とグレイを押し返した。
その様子はじゃれ合う恋人同士のようだなと、アルムは思った。
「グレイ!!!!俺にラブビームをよこせ!!!」
突然偉そうな怒鳴り声があたりに響き、雑然としていたその場が静かになった。
「その声は………!!!」
グレイの表情が見る見るうちに険しくなっていく。
「もう一度言おう。ラブビームを俺によこすのだ。」
騒ぎを聞きつけたクレーベが、仁王立ちでそこにいた。
右手に鋼の槍。左手にはルカを抱えて。
「ル………ルカさん!!!」
ロビンが心配そうにその名を呼ぶと、ルカは青い顔でにこりと笑った。
「お互い、苦労しますねぇ。」
ルカは呑気なことを言っている。
「ルカさん………。」
恐怖のあまりルカは可笑しくなってしまったのだろうかと、ロビンは悲しくなった。
「そんなにこのビームが欲しいなら、力ずくで取ってみな!!!」
グレイは自信ありげにクレーベの前でビームをちらつかせながら、挑発した。
「その言葉!後悔するなよ!!!」
クレーベはにやりと微笑むと、ルカをその場に下ろした。
「少しだけ待っててくれよ…。」
ルカに優しく微笑むと、鋼の槍を構えた。
(なんでこの人達こんなに真剣なんだろなぁ………。)
と、ロビンは思ったがそっと心の奥にしまい込んだ。
その瞬間、クレーベはグレイめがけて突っ込んだ。
いつの間にかその手に握られていた槍がない。
グレイが素手だったので、正々堂々拳の勝負に出たようだ!!!
「クレーベって案外紳士じゃん。」
「そうだね〜。」
他人事な様子でアルムとクリフは頷き合う。
「誰か止めてよ。」
そう言うロビンに、誰しもが首を横に振った。
「ここにはあの二人を止められる方はいませんよ。」
ルカが冷静にその場を判断した。
「そう…ですよね………。」
ロビンが心配している間にも、グレイとクレーベの戦いはヒートアップしていた。
「クレーベのぼんくら!足手まとい!尻敷かれ!!!」
グレイの攻撃が炸裂!!
「自分が一番格好いいなんて思ってるお目出度野郎!僕なんてカワイコぶり!!」
クレーベ、少し出足をくじかれたか。技にキレがない。
二人はそのままにらみ合いはぁはぁと肩で息をする。
「おのれ、グレイ………!!」
そう言うとクレーベはロビンをびしっと指さした。
「お前の好きなロビンなんかピンク髪の細眉、前分け刈り上げ!時代遅れ!!!」
(がーーーーーん…………。)
突然振られたロビンはショックを受けた。
「酷いですよ!!気にしているのに〜!!」
ロビンはがっくりと肩を落とした。
「クレーベ〜〜〜貴様!!!あんたの好きなルカだって、眉毛太いし口悪い。後は………。そんだけだ!!」
「…………。」
ルカは少しだけ眉毛をぴくりと動かしてにこりと微笑んだ。
「結構言ってくれますね……。」
顔には表さないがかなりきているようだ。
「グレイ!!!言って良いことと悪いことがあるぞ!」
クレーベは突然優等生になった。
「それを言うならお互い様だろう!!」
グレイも一歩も引くことは無い。
「やってやるぜ〜〜!!!」
そう言ってグレイはついにクレーベに飛びかかっていった。
「くるか!!!」
クレーベは思い出したかのようにラブビームを掴んだ。
二人の間でラブビームが取り合いになった。
「俺によこせ〜〜〜!!」
「誰がお前なんかに〜〜〜!!」
クレーベもグレイも必死だった。
「あ〜〜〜〜せっかく作ったのに壊れちゃうよ〜〜〜。」
クリフは一人ビームの心配をした。
すっかり気の抜けたルカとロビンは、二人の様子を呆然と見続けている。
回りを取り囲む野次馬達も飽き飽きしてきたその時だった。
「ああぁ〜〜〜〜!!」
咄嗟にクレーベの手がラブスイッチに触れ、ラブ光線がグレイに向けて発射された。
瞬く間に二人をピンクの光が包み込む。
「やべ〜〜!どうしよ〜!クレーベなんか…………格好良い………。」
突然グレイは頬をぽっと赤らめた。
グレイの目に映るクレーベは、真っ赤な薔薇を背にしょって、びらびらの白いブラウスを着て、その胸元はさりげなくはだけて逞しい胸元が見え隠れし、優しい目元には笑みが溢れ出し、キラリと光る口元からは甘い吐息が漏れる、みたいなそんな感じに映った。
「ステキ………。」
グレイはくらくらと目眩を起こすほど、そのクレーベの姿にうっとりした。
「グレイ………。俺は……なぜ今までお前の可愛さに気付かなかったんだ………。」
クレーベはわなわなとその手を震わせた。
クレーベの目には、背に向日葵の花をしょって、レースビラビラのブラウスを着て、瞳をキラキラと輝かせ、頬をほんのりピンクに染め、唇は濡れたように潤んで、みたいな感じに見えているようだ。
「可愛いよ!!なんて可愛らしいんだ!!グレイ!!」
躊躇うことなく見つめ合い、指を絡ませる二人…。
その場にいた全員は言葉を失った。
しばらく呆然としたまま、その成り行きに見入っていた。
「やべ〜!!可笑しい!!!」
アルムが沈黙に耐えきれずに腹を抱えて笑い出した。
「なんか、こう、むず痒い……。」
クリフも身をよじり出す。
「こんなツーショット見たくないよ………。」
ロビンは両手で顔を覆うが、ちょっぴり指の間から二人をのぞき見ている。
「気持ち悪いので早く元に戻しましょう。」
ルカは冷静だった。
「それなら、あのグレイの手にあるラブビームのハートが割れたスイッチを押して、そのビームを当てれば元に戻るそうですよ。」
ロビンは割と冷静にルカに説明をした。
「わかりました。」
ルカはグレイの手にあるラブビームに手を伸ばした。
しかし、グレイはビームを渡さなかった。
「元になんて戻りたくない!!こんなビーム壊してやる!!!」
そう言ってグレイはビームを地面に叩き付け踏みつけた。
「あ〜〜〜!!やっちゃった!!」
無惨にもラブビームはただの鉄のかたまりに成り下がった。
慌ててクリフが拾い上げスイッチを押してみるが反応は無かった。
「どうする〜〜。一生この二人このまま??」
クリフが遠慮気味にそう言った。
「……………。やだな……。」
ロビンは気まずそうに本音を漏らした。
「どうする。」
「どうする〜。」
「ドウスル?」
みんなで頭を揃えて考え込んでいた。
「あれ〜!!グレイとクレーベ隊長どうしちゃったの〜??」
「例のビームじゃないか?」
そこへ、フォルスとパイソンが表れた。
「あれ?二人はラブビームでラブラブになっていたはずだけど……」
クリフがそう言えば忘れてたと、二人を見回した。
「その節は大変お世話になりましたね〜。クリフ君」
パイソンが皮肉げにクリフを睨み付けた。
「今さっきかな、突然効果が切れたみたいでね。」
フォルスも冷たい視線をクリフに向けた。
「あ〜そうですか。それはそれは。でもさっきって事は、1時間で勝手に効果が切れるんだね。ある意味良かった良かった。」
クリフは二人ににらまれて冷や汗をかきながら、から笑いをした。
「ってことは、二人も1時間後には元に戻るって事ですね。」
相変わらず冷静にルカは話をまとめた。
「そうなると思いますよ。」
ロビンは内心ほっとしたようだ。
「じゃぁ、この二人も後1時間で見納めか〜。」
アルムが残念そうに二人に視線を移す。
それに合わせてその場の皆も二人に注目した。
「グレイ!!愛してるよ!!!一生離さない!!」
「クレーベ!俺もだ!!愛してる!!」
がっしりと抱きしめ合う二人。
「1時間かぁ……。短いようで、結構長い時間だね。」
ロビンはしんみりと呟いた。
「グレイの操は守れるのかな〜〜。」
アルムがくくっと笑う。
「微妙…だね。」
と、パイソン。
「あぁ…微妙だ。」
と、フォルス。
「微妙って……。グレイ、どうなっちゃうの?」
ロビンは心配そうに二人を見つめる。
「ど〜なっちゃうかなぁ〜。クレーベ次第だよね〜〜。」
アルムはこの状況が可笑しくてたまらないようだった。終始含み笑いを漏らしている。
「これも日頃の行いの成果ですね。」
ルカは非常に冷静だ。実は心の中では可笑しくてたまらないに違いない。
「グレイ………。」
「クレーベ………。」
「大丈夫かなぁ………。」
一人心配するロビンをよそに、二人は相変わらず見つめ合っていた。
二人の運命やいかに!!!
さ〜て、来週の外伝外は?
「さよなら愛しき人」
「クレーベ真実の愛」
「グレイのバージンあげます」
の、3本です。お楽しみに〜〜〜!!
オワル!
と、言う訳で。へんてこなやおいギャグでした。ちょっと初心に返って起承転結にしてみたんだけど。どうでしょうか??なんかありそうで無い、人の気持ちを操作しちゃうお話でした。元ネタは実はおかあさんといっしょのグーチョコランタンだったりする。娘とぼーっと見ていたら朝も早よからラブビーム!!とか言ってるもんだからつい、ネタ帳に書いちゃったよ。子供番組と言って侮れませんな(笑)やっぱりギャグは書いていて楽しいです。サクサクっとペンが進む進む。ロビンの目に映るアルムとかまたその逆は、書いてて自分でむずむずしました(笑)ありえね〜〜〜って(苦笑)まぁ、何よりクレーベとグレイには参りましたが……。書いてる自分が一番ありえね〜〜だったから(笑)まぁどっちが受けでも構わないんだけどねこの場合。ただクレーベの方が大人だし、身長ありそうだったし絵的に見てって感じだから。あまり深く追求しないでね〜!!久しぶりに自分で書いてて笑っちゃいました(爆)
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